『かにしゅうまい』です(笑)
なんで?和食なのに?
と、思われる方がたくさんいらっしゃるかと思うので、今日はかにしゅうまいの歴史と言いますか、発祥についてです。
遡ること30年以上前に(40年位かも)当時金沢で一番(お値段もそうですが、仕事面でも板場なら一度修行したいと思わせる位の、の意)の料理屋さんの『お凌ぎ』か『中皿』で、お出ししたと聞いてます。(私はその店で働いた事がないので献立的にどれになるのかわかりませんが)
お客さん受けがものすごく良かったそうです。
その話がよその店々に伝わり(お客さんの噂でしょうか?)ついには金沢の店の多くで作られる様になったらしいのです。
皮を代えたり中身を工夫したり、店々でバージョンも沢山あったらしいです。当時の先輩(業者さんだったかも)が笑いながら『どこの調理場行っても作っとるな』と、言っていました。
そしてブームは去り(料理屋さんだと中皿などで蟹を出してしまうと、酢の物で蟹が使えなくなるからでしょうか?)
うちの場合は天ぷら屋という事で、単品のメニューで残ったのです。(単品が主体の店などでは今でもよく見かけると思います)
単品意外でも、コース料理でも一品という形で出しております(他のものに変更も可能)
コースは『付きだし、お刺身、一品、天ぷら』という構成になります。
詳しい作り方などは、また今度機会があればしたいと思います。
まずはそういうわけの『かにしゅうまい』を是非、一度ご賞味ください。